📖 詳細解説
問い合わせ(Inquiry)は外国貿易取引協議の第一歩であり、買い手または売り手が特定の商品を購入または販売するために、相手方に対して取引条件(価格、仕様、数量、納期など)について尋ねる行為を指す。問い合わせは通常買い手から出され、「オファーの招待」と呼ばれる。売り手から出されることもあり、その場合は「ビッドの招待」と呼ばれる。問い合わせの内容は簡略にも詳細にもでき、価格だけを尋ねる場合もあれば、完全な見積もりを求める場合もある。主な使用場面は、新規顧客の開拓、市場相場の把握、または相手方の取引诚意の打診である。注意事項:問い合わせは双方に対して法的拘束力を持たないが、良好な商業関係を維持するために速やかに返信する必要がある。「ファーム・オファー」(Firm Offer)と「ノン・ファーム・オファー」(Non-firm Offer)を区別する必要があり、問い合わせ自体はオファーではなく、契約も構成しない。「オファー」との違いは、オファーは具体的な取引条件を提示しそれに拘束される意思表示であるのに対し、問い合わせは単なる照会であり拘束力を持たないことである。
📝 例文
1. 弊社は貴社から2,000枚の綿製Tシャツに関する問い合わせを受け取りました。ここに以下のとおりオファーいたします。単価は1枚5米ドルFOB上海、納期は30日です。(買い手の問い合わせ後に売り手が見積もりを返信する場面を示す。)
2. 貴社の最新型LED電球について、仕様、最小注文数量、FOB価格を含む問い合わせをお送りください。弊社が協力の可能性を評価できるようにするためです。(買い手が自発的に問い合わせを送る場面を示す。)