外国貿易における「破損(Breakage)」とは、通常、輸送、荷役、または保管の過程で発生する物品の物理的損傷(割れ、砕け、変形など)を指します。これは貨物輸送保険の担保リスクの一つであり、TPND(盗難・抜取・不着)や「淡水雨濡れ損(Rain Fresh Water Damage)」などと並んで言及されます。使用場面としては、海上・航空・陸上貨物保険約款、売買契約の品質異議条項、運送人の責任認定などが多く見られます。注意点:1)破損は「不足(Shortage)」とは異なり、前者は物理的損傷を強調し、後者は数量不足を強調します。2)「漏れ(Leakage)」との違いは、漏れは主に液体貨物が容器から漏れ出ることを指すのに対し、破損は固体・液体の両方を含み得ます。3)保険付保時には、破損が「オールリスク」に含まれるか、または「破損危険(Breakage Risk)」の特約が必要かを明確にする必要があります。実務では、荷受人は荷受け時に直ちに検査し、鑑定報告書を取得すべきであり、そうでなければクレームに影響する可能性があります。