📖 詳細解説
貿易用語において、「捺印」(Stamp)とは、商業書類、契約書、公文書に会社印または署名印を押印し、その法的効力と真正性を確認することを指します。一般的な使用場面には、契約締結、商業送り状、梱包明細書、原産地証明書、通関申告書、船荷証券の確認などが含まれます。捺印は貿易手続きにおいて不可欠なステップであり、通常、会社印、法人印、または中英二言語のバー印の使用が求められます。注意事項:国や地域によって印鑑の形式や効力に関する要件が異なります。例えば、欧米諸国では手書き署名が好まれる一方、アジア、中東、ラテンアメリカなどでは会社印が要求されることが多いです。書類が大使館認証や商工会議所認証を必要とする場合、捺印前に形式を確認する必要があります。電子印鑑は徐々に普及していますが、電子署名法に準拠し、相手方に受け入れられることを確認する必要があります。「署名」(Signature)との違い:署名は個人の行為であり、捺印は会社の行為です。両方が同時に要求されることが多いですが、一部の書類ではいずれか一方のみで足ります。「認証」(Authentication)との違い:認証は第三者機関による捺印の真正性の確認であり、捺印自体は自己宣言です。