📖 詳細解説
IP67は、国際保護等級(Ingress Protection)規格IEC 60529における等級の一つで、電気機器の固体異物および液体に対する保護能力を示すために用いられます。IPの後の最初の数字6は防塵等級が最高であることを示し、粉塵の侵入を完全に防ぎます。2番目の数字7は防水等級を示し、機器が1メートルの水中に30分間浸漬されても水が入らないことを意味します。この用語は、電子製品、照明器具、屋外設備などの輸出製品の仕様説明に常見され、特に欧州や北米など安全認証要件が厳しい市場に適しています。使用場面には、製品説明書、契約の技術付属書、通関資料、EC詳細ページなどがあります。注意事項:IP67は永久防水ではなく、長期の水中作業には適していません。IP68(連続浸水)やIP65(噴流保護)とは明確に異なり、混同してはいけません。輸出時には、適合を証明する第三者試験報告書(例:TUV、SGS)が必要です。IP66と比較して、IP67は防水等級が高いですが、防塵等級は同じです。貿易実務者は、等級不一致による返品やクレームを避けるため、顧客の保護等級に対する要求を正確に理解する必要があります。