📖 詳細解説
CFR(成本加運賃)は国際貿易条件(インコタームズ)の一つであり、売主が貨物を指定仕向港まで運送し、運賃を支払う責任を負うが、貨物が積出港で船腹を越えた時点でリスクは買主に移転する。この条件は海上輸送または内陸水運に適用される。使用場面:売主が安定した船腹リソースを有し、買主が自ら保険を手配し輸送リスクを負担することを希望する場合によく用いられる。注意事項:売主は買主に対し速やかに積荷通知を発し、買主が保険を手配できるようにする必要がある。もし売主が通知を怠った場合、買主が適時に保険を手配できず損失を被る可能性がある。CIFとの違いは、CFRでは売主が保険手配の責任を負わないのに対し、CIFでは売主が保険料を支払う必要がある点である。FOBと比較すると、CFRでは売主が主要運賃を負担する必要があるが、FOBでは買主が運賃を負担する。さらに、CFRにおけるリスク移転点はFOBと同じく積出港の船腹であるが、費用の区分が異なる。貿易実務者は契約において仕向港、積載期日および通知義務を明確にし、保険や通知の遅延による紛争を避ける必要がある。