絶対免責額

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📖 詳細解説

絶対免責金額(Deductible)は保険証券によく見られる条項で、保険事故発生後、被保険者が自ら負担しなければならない約定金額または割合を指し、保険会社はその免責金額を超える部分のみを支払う。貿易分野では、主に貨物輸送保険(海上保険、航空保険など)に適用される。使用場面としては、オールリスク保険や分損担保保険に加入する際、双方が固定の免責金額(例:1事故あたり500米ドル)を約定し、小額の損失は荷主が負担し、大額の損失は保険会社が支払う。注意事項:免責金額には絶対免責金額(毎回の事故で控除が必要)と相対免責金額(損失が免責金額を超えると全額支払い、控除なし)があり、前者は貿易企業のコストにより大きな影響を与える。また、免責金額は金額または百分比で表示されることがあり、保険証券に明確に記載する必要がある。「免責率」との違い:免責率は割合の概念であるのに対し、絶対免責金額は固定金額である。「起賠点」とは異なり、起賠点は支払うかどうかのみを決定し、金額を控除しない。貿易従事者は、貨物価値、リスク確率、保険料コストを考慮して、免責金額を合理的に選択し、リスクと費用のバランスを取るべきである。

📝 例文

1. 海洋貨物輸送オールリスク保険に加入する際、保険会社と1事故あたりの絶対免責金額を800米ドルと約定したため、この貨物が海水浸水により被った600米ドルの損失は当方の自己負担となる。(説明:損失が免責金額を下回るため、保険会社は支払わず、荷主が全損失を負担する。) 2. 信用状は保険証券に「絶対免責金額は1事故あたり請求書金額の0.5%を超えないこと」と記載することを要求しているので、それに基づき保険会社と免責金額条項を確認し、書類の不一致を避けること。(説明:貿易契約や信用状で免責金額の上限が規定される場合があり、保険加入時に厳守する必要がある。)

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