📖 詳細解説
外商取引における顧客契約(Customer Contract)とは、特定の顧客と締結する書面による合意を指し、双方の権利と義務を規定するもので、通常は基本契約または販売確認書(Sales Confirmation)に基づいて詳細化される。使用場面には、新規顧客開拓後の正式な協力、長期供給関係の確立、カスタマイズ製品の取引などが含まれる。注意事項:品名、仕様、数量、単価、貿易条件(FOB、CIFなど)、支払方法(T/T、L/Cなど)、納期、検査基準、契約違反責任、紛争解決方法を明確に規定する必要がある。顧客契約と購買契約(Purchase Contract)の区別に注意すること。前者は売り手の視点から定義され、後者は買い手の視点から定義される。また、形式請求書(Proforma Invoice)とも区別する必要があり、後者は単なる申し込みの誘引であり、法的拘束力はない。顧客契約は双方が署名・捺印した後に発効し、貿易紛争を解決するための重要な根拠となる。