📖 詳細解説
外国貿易において、「切口」(Cut)とは通常、信用状や書類における「値引き」または「控除」の取り決めを指し、買い手が代金を支払う際に、合意された割合または金額に従って直接一部の代金を控除することを意味します。これは、コミッション、割引、品質補償、前払い金の相殺などの場面でよく使用されます。使用場面には、信用状条項で「請求書金額のX%を買い手が支払時に切口として控除する」と規定する場合や、売買双方が契約で「各ロットの請求書金額の2%を切口とする」と合意する場合があります。注意事項:切口は事前に契約書または信用状で明確に取り決められなければならず、そうでなければ銀行は支払を拒否する可能性があります。切口金額は通常、請求書金額を基準に計算され、運賃や保険料などが含まれるかどうかに注意する必要があります。切口は「コミッション」や「割引」とは異なります。コミッションは売り手が仲介業者に支払う報酬であり、割引は価格の譲歩であり、切口は買い手が支払時に直接控除するもので、支払取り決めに属します。また、「相殺」とは異なります。切口は一方的な控除であり、相殺は双方の相互債務の相殺です。外国貿易従事者は、書類に切口金額を正確に反映し、代金回収リスクを回避する必要があります。