速力

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📖 詳細解説

速力(Speed)は国際海運および用船業務における重要用語であり、船舶が単位時間あたりに航行する距離を指し、通常はノット(Knot、1ノット=1海里/時)で表される。航海用船契約、定期用船契約、船荷証券の条項において、速力はしばしば燃料消費量や載貨重量トン数と並んで、船舶性能保証(Performance Warranty)の中核指標として記載される。使用場面としては、船主と用船者が良好な天候条件下での保証速力を取り決め、実際の速力が約定を下回る場合、用船者が速力損失(Speed Claim)を請求できる;または中古船の売買時に、買主が試運転報告に基づいて速力を評価する場合などがある。注意点:速力は海況、風浪、海流、船底汚損、積載量などの影響を受けるため、契約では通常「良好な天候(Good Weather)」条件に限定し、「約(About)」の許容範囲を認めるかどうかを明記する。相違点:速力は「船速(Vessel Speed)」とは異なり、後者はより広く設計速力を指す;また「航海時間(Voyage Duration)」とも異なり、後者は速力と距離の共同作用の結果である。貿易実務者は用船契約条項、天候日誌、航海日誌を照合し、速力性能を正確に算出して紛争を避けるべきである。

📝 例文

1. 用船契約によれば、船舶は良好な天候条件下で12ノットの速力を保証すべきところ、実際の速力は10.5ノットにとどまったため、用船者は船主に対して速力クレームを提起した。(説明:用船契約における速力保証条項の典型的な適用例であり、クレーム計算に用いられる。) 2. 買主は中古ばら積み船を購入する前に、売主に対して直近の試運転における速力と燃料消費データの提供を求め、船舶性能を評価した。(説明:船舶売買において、速力は技術的デューデリジェンスの重要指標となる。)

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