功亏一篑

ピンイン:gōng kuī yī kuì

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📖 意味

九仞の功を一簣に虧く

📜 出典

《尚书》

💡 詳細解説

「功虧一簣」は『書経・旅獒』に由来する:「九仞の山を為るも、功は一簣に虧く。」つまり、九仞の高さの土山を築くのに、最後の一籠の土が足りずに完成できないことを意味する。物事があと一歩の努力を欠いて成功できないことを例え、深い惋惜と遺憾の念を含んでいる。この成語は最後までやり抜くことの重要性を強調し、目標に近づいたときに気の緩み、不注意、あるいは不測の事態によって失敗する状況を形容するのによく用いられる。学業、事業、競技、工事など、使用場面は広く、功成りかけて敗れるあらゆる場面で使うことができる。その感情的色彩はやや否定的であるが、むしろ惋惜と警醒の意味が強く、百里を行く者は九十を半ばとす、最後になればなるほど堅持すべきだと人々に促している。文化的背景としては、儒家の持続堅持、終わりを慎むこと始めのごとくせよという価値観を体現しており、「半途而廃」「前功尽棄」と近義であるが、「あと一歩だけ」という遺憾をより際立たせている。

📝 例文

1. この実験は三年間行われてきたが、最終段階でデータが失われたために水泡に帰し、惜しまれてならない。(最後のわずかな努力を残して成功できなかったことに例える) 2. チームは決勝戦でずっとリードしていたが、試合終了直前に相手に二点を連取され、最終的に水泡に帰し、優勝を逃した。(勝利目前で失敗したことに例える)