📖 詳細解説
船会社(キャリア/海運会社)とは、船舶を所有または運航し、海上貨物輸送サービスを提供する企業を指し、国際物流における中核的な運送人です。貿易実務では、船会社は貨物を積出港から目的港まで輸送し、船荷証券(B/L)を発行し、輸送責任を負います。使用場面には、スペース予約、船期の確認、運賃の照会、滞船料・コンテナ延滞料の処理、配船変更などが含まれます。注意点:船会社は荷主から直接予約を受け付けることも、フォワーダーを通じて間接的に取引することもあります。その責任範囲は通常、ヘーグ・ルールなどの国際条約に準拠し、貨物の滅失や損傷については賠償限度額があります。「フォワーダー」との違い:フォワーダーは輸送のオーガナイザーであり、複数の船会社のリソースを統合できますが、船会社は実際の輸送執行者です。「NVOCC(無船運送人)」との違い:NVOCCは船舶を所有しませんが、運送人として自社の船荷証券を発行します。貿易実務者は、船会社、フォワーダー、NVOCCの役割を明確に理解し、責任分担と適切な物流方案の選択を行う必要があります。