📖 詳細解説
IK等級(IK Rating)は、国際電気標準会議(IEC)が制定した、筐体の機械的衝撃に対する保護等級の規格であり、正式名称はIEC 62262です。電気機器の筐体が外部からの機械的衝撃に耐える能力を数値化したものです。等級はIK00(保護なし)からIK10(20ジュール)まであり、数字が大きいほど耐衝撃性が高くなります。使用場面:貿易実務では、LED照明器具、屋外分電盤、産業用制御盤、防犯カメラなどの製品の仕様書、購買契約書、品質検査条項でよく見られます。注意事項:IK等級はIP等級(防塵・防水)とは異なり、前者は機械的衝撃を対象とし、後者は固体・液体の侵入を対象とします。両者はしばしば同時に表示されるため、混同しないでください。また、IK等級の試験は特定の条件下(ハンマーの打撃エネルギー、打撃回数など)で実施する必要があり、異なる規格(IECとENなど)では若干の差異がある場合があります。見積もり前に、顧客が要求する試験規格および認証機関を確認してください。「耐衝撃等級」などの一般的な呼称と比較して、IK等級は標準化された検証可能な定量的指標であり、口頭での約束を避けることができます。