確実申し込み(Bid Firm)とは、外国貿易において買い手または売り手が行う法的拘束力のあるオファーであり、通常は買い手が発行し、特定の価格と条件で商品を購入または販売する明確な約束を表明するものである。不確実申し込み(Bid Without Engagement)とは異なり、確実申し込みが相手方に無条件で承諾されると、契約が成立し、申し込み側は撤回できない。使用場面は、買い手が自発的に購入を問い合わせる場合や、売り手が買い手の要求に応じて正式に見積もりを提示する場合が多く、コモディティ、原材料、設備の貿易でよく見られる。注意点:確実申し込みには、有効期間、商品仕様、数量、価格、支払条件、納期などの主要な取引条件を明記する必要がある。申し込み側は有効期間中は拘束されるが、相手方がカウンターオファーを出すと確実申し込みは無効になる。不確実申し込みとの違いは、不確実申し込みには「当方の最終確認を条件とする」などの留保条件が付され、法的拘束力がないことである。さらに、確実申し込みは通常書面で行われ、「確実申し込み」と明記して紛争を避ける。