📖 詳細解説
契約価格(Contract Price)とは、外国貿易契約において明確に取り決められた、買い手が売り手に対して支払うべき貨物の総額または価格算定方法であり、契約の核心条項の一つです。その意味には単価と総額だけでなく、価格条件(FOB、CIFなど)、計価通貨、為替リスクの負担、価格調整メカニズム(原材料の変動など)、コミッションや割引などが含まれる場合があります。使用場面には、販売確認書の締結、プロフォーマインボイス、信用状の開設、通関申告書の記入などがあります。注意事項:貿易条件と一致させる必要があり、「インボイス金額」と混同しないようにしてください(後者は運賃や保険などにより調整される場合があります)。契約が価格調整を認める場合は、調整計算式と発動条件を明確にすべきです。同時に、支払条件(T/T、L/Cなど)と連携させ、曖昧さを防ぐ必要があります。「総額」(Total Value)との違いは、契約価格には複数の内訳や分割払いの取り決めが含まれる場合があるのに対し、総額は通常一回限りの合計金額を指すことです。「コストプラス費用」とは異なり、契約価格は固定または確定可能な金額であり、コスト加算額ではありません。
📝 例文
1. 第5条によれば、本契約の契約価格はUSD 50,000 CIFニューヨークであり、貨物原価、保険料および運賃を含みます。(説明:契約価格に含まれる貿易条件と費用範囲を明確にする)
2. 契約価格がUSD 100,000を超える場合、買い手は出荷前に30%の前払いを行い、残額は船荷証券のコピーと引き換えに支払うものとします。(説明:契約価格が支払条件の発動金額となる)