浩然正气

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📖 意味

浩然の気

📜 出典

《孟子》

💡 詳細解説

「浩然の気」は『孟子・公孫丑上』に由来し、正大剛直で天地に満ちわたる精神的な気概を指す。孟子は、この気は「至大至剛」であり、正直と道義によって長期的に養われる必要があり、急ぎ求めてはならないと考えた。それは個人の道徳修養の最高境地であるだけでなく、儒家の「富貴も淫すること能わず、貧賤も移すこと能わず、威武も屈すること能わず」という大丈夫の品格を体現している。使用場面としては、危難や誘惑の前にあって道義を守り抜き、剛直不屈な人、たとえば民族の英雄や清廉な官吏を称賛する際に多く用いられる。文化的背景としては、儒家の心性の学と家国への想いを融合させ、中国文化における理想的人格の象徴となっている。感情的色彩は褒義であり、崇敬と頌揚に満ち、内なる正義感と外なる凛然たる気度を強調している。

📝 例文

1. 文天祥は獄中で『正気の歌』を書き、その浩然の正気は後世の人々に敬仰されている。(正大剛直な精神気概を指す) 2. 権力の脅威に直面しても、彼は依然として浩然の正気を保ち、決して屈しない。(道義を守り、剛直で曲がらない気節を指す)