HSコード: 820411
固定スパナ
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📋 コード構造

章
第82章は、卑金属製の工具、器具、刃物、スプーン、フォーク及びこれらの部分品を対象とする。本章の物品は主に手作業用又は工作機械の付属品としての機能を有するが、動力工具、専用機械及び特定の器具(例:メス)は除外される。核心的な特徴は卑金属製(鉄、鋼、銅等)であり工具用途であることで、単純な手工具(例:レンチ、ハンマー)から複雑な刃物、かみそり及び食卓用品までを含む。注意:本章は陶磁器、ガラス又は宝石製の類似品を含まず、動力工具(第84章に分類)又は電気工具(第85章に分類)も含まない。
項
税目8204は、手用レンチ及びスパナ(トルクレンチを含むがタップレンチを除く)並びにレンチ又はスパナの部分品としての交換可能なソケットを專門に包含する。これらの工具はナット、ボルト等のねじ締結具を締め付け又は緩めるために使用され、通常は卑金属製で、固定式又は調整可能な開口部を有する。子目8204.11は、非調整式(固定)レンチ、すなわち開口寸法が固定され、異なるサイズのナットに適合するように調整できないものを特定する。これに対し、8204.12は調整式レンチ(モンキーレンチ)である。本税目は動力レンチ(8467に分類)又はタップレンチ(8205に分類)を含まない。
桁ごとの解説
コード820411は6桁:最初の2桁「82」は第82章(卑金属製工具、器具、刃物、スプーン、フォーク及びこれらの部分品)を表す。第3-4桁「04」は税目8204(手用レンチ及びスパナ並びに交換可能なソケット)を表す。第5-6桁「11」は子目8204.11、すなわち非調整式(固定)レンチを表す。固定レンチの特徴は、開口寸法が特定のナット又はボルトに一致し、調整できないことである。子目はさらに固定レンチ(8204.11)と調整式レンチ(8204.12)、及び交換可能なソケット(8204.20)を区別する。したがって、820411は固定寸法の手動レンチ、例えばオープンエンドレンチ、ボックスレンチ、コンビネーションレンチ等を正確に指す。
分類根拠
本商品は固定レンチであり、その開口寸法は固定され調整できないため、子目8204.11「非調整式レンチ」の定義に合致する。調整可能な開口部を有するモンキーレンチであれば8204.12に分類される。レンチ用の交換可能なソケット(例:ソケット)であれば8204.20に分類される。動力又は空気圧レンチであれば8467に分類される。タップレンチ(ねじ切り用)であれば8205に分類される。したがって、固定レンチはその非調整特性により正確に820411に分類される。

📝 申告要素

品名
申告商品の中国語及び外国語名称。商品の属性を正確に反映する必要があり、例えば「固定レンチ」又は「オープンエンドレンチ」。
⚠️ 「レンチ」のみで固定式と明記しない、又は誤って「モンキーレンチ」と記載する。
ブランド
製造業者又はブランド名を記入。ブランドがない場合は「無牌」と記入可能。
⚠️ 販売業者を誤ってブランドとして記入、又はブランドを漏記して分類紛争を招く。
型番
製品の型番又は仕様コードを記入。例えば「8mm」は開口寸法を示す。
⚠️ 型番の記入が不完全、又は寸法と混同する。
材質
レンチ本体の材質を明記。例えば「炭素鋼」、「クロムバナジウム鋼」等。
⚠️ 「金属」とのみ記載し、鋼種を具体的に説明しない。
規格寸法
レンチの開口寸法又は全長を記入。例えば「10mm×150mm」。
⚠️ 長さのみで開口寸法を記載しない、又は寸法単位が誤っている。
調整可否
調整式かどうかを明確に申告。固定レンチは「否」と記入する。
⚠️ 誤って「是」と記入し8204.12に分類される。
用途
主な用途を簡潔に記載。例えば「機械組立、自動車修理用」。
⚠️ 「締め付け用」など曖昧すぎる記載。
記入例:
通関申告例: 品名:固定レンチ(オープンエンドレンチ) ブランド:ABC 型番:10mm 材質:クロムバナジウム鋼 規格寸法:10mm×150mm 調整可否:否 用途:機械組立及び修理用 HSコード:8204110000 申告要素:1.品名;2.ブランド;3.型番;4.材質;5.規格寸法;6.調整可否;7.用途。
よくある間違い:

🎯 分類ロジック

判定根拠
分類の核心的根拠は「輸出入税則」及び「HS注釈」である。固定レンチは8204.11に分類され、重要な判定点はその開口寸法が固定され調整不能かどうかである。レンチが調整機構(例:ウォームギヤ)を有する場合、8204.12に分類される。レンチ用の交換可能なソケット(例:ソケット)であれば、調整可否にかかわらず8204.20に分類される。動力又は空気圧レンチであれば8467に分類される。タップレンチであれば8205に分類される。したがって、商品の構造、機能及び作動原理に基づき「非調整式」に該当するかどうかを判断する必要がある。
混同しやすいコード:
820412 - 調整式レンチ
調整式レンチは開口寸法が調整可能で、通常ウォームギヤ機構を有する。固定レンチは開口寸法が固定され調整不能。
820420 - 交換可能なソケット
交換可能なソケットはレンチ用の付属品で、通常レンチハンドルと組み合わせて使用する。固定レンチは完全な手工具である。
820559 - その他の手工具
その他の手工具には各種の未列名工具(例:バール、油差し等)が含まれる。固定レンチは具体的に列名されているため、8204.11に優先的に分類される。
846711 - 手提式空気圧レンチ
空気圧レンチは動力駆動工具で第84章に分類される。固定レンチは純手動工具で第82章に分類される。
セルフチェック:

❓ よくある質問

Q: 固定レンチとモンキーレンチのHSコード上の違いは何ですか?
A: 固定レンチ(非調整式)は8204.11、モンキーレンチ(調整式)は8204.12に分類される。違いの鍵は開口部が調整可能かどうかである。固定レンチは開口寸法が固定され、モンキーレンチはウォーム機構により開口サイズを調整する。申告時には「調整可否」を明確にする必要がある。
Q: ソケットレンチはどのコードに分類すべきですか?
A: ソケットレンチがセットのソケット(交換可能なソケット)であれば8204.20に分類される。ハンドル付きの完全なソケットレンチで、ハンドルが調整不能であれば8204.11に分類される可能性があるが、具体的構造により判断する必要がある。通常、ソケットは付属品として8204.20に分類される。
Q: 固定レンチの輸入税率を調べるにはどうすればよいですか?
A: 税率は国、貿易協定及び原産地により異なる。税関総署の公式サイト、自由貿易区プラットフォーム又は専門の通関システムで最新税率を照会することを推奨する。正確なHSコード、原産国及び商品情報を提供する必要がある。
Q: 固定レンチの申告でよくある分類ミスは何ですか?
A: よくあるミスには:固定レンチを誤ってモンキーレンチ(8204.12)として申告する;ソケットレンチを誤って固定レンチとして申告する;材質申告を怠り分類紛争を招く;「非調整」特性を明記しない、等がある。
Q: 固定レンチとタップレンチは同じコードに分類されますか?
A: いいえ、タップレンチはタップを保持してねじ切りするために使用され8205.70に分類される。固定レンチはナット・ボルトの締め付けに使用され8204.11に分類される。両者は機能が異なり、分類も異なる。
Q: 電動レンチはどのコードに分類すべきですか?
A: 電動レンチは電動工具に属し、8467.29(手提式電動工具)に分類される。空気圧レンチであれば8467.11に分類される。固定レンチは手動工具で8204.11に分類される。
Q: 固定レンチの輸出にはどのような申告要素が必要ですか?
A: 通常、品名、ブランド、型番、材質、規格寸法、調整可否、用途等が必要である。具体的には税関の要求に従い、「中華人民共和国税関輸出入商品規範申告目録」を参照することを推奨する。
Q: HSコード820411に該当する固定レンチにはどのような種類がありますか?
A: オープンエンドレンチ、ボックスレンチ、コンビネーションレンチ、六角レンチ等が含まれ、開口寸法が固定で調整不能であればこのコードに分類される。ただし、六角レンチがL字形の場合も固定レンチに属することに注意が必要である。
⚠️ 免責事項:本ページのHSコード分類、申告要素、関税率、規制条件は参考情報であり、通関分類に関する法的助言を構成するものではありません。関税率・規制は変更される可能性があり、税関総署の最新公告および現場判断が優先されます。輸出入の通関手続きは専門の通関業者または税関機関にご相談ください。