📖 詳細解説
シール(Seal)とは、対外貿易物流において、コンテナ、トラック、タンク車などの輸送手段の扉を施錠するために使用される使い捨ての錠具であり、通常は金属またはプラスチック製で、固有の番号が付されている。その核心的な役割は、輸送過程中に貨物が不正に開封または改ざんされていないことを確保することであり、税関の監督管理、運送人の責任区分、および荷受人の検収における重要な根拠となる。使用場面としては、輸出通関時に税関が施封する場合、船会社またはフォワーダーがコンテナにシールを施す場合、荷送人が貨物の安全を確保するために自ら施封する場合などがある。注意事項:シール番号はB/L(船荷証券)、パッキングリストなどの船積書類と一致していなければならない。シールが破損している場合や番号が一致しない場合、荷受人は受け取りを拒否し記録した上で、関係者に速やかに通知すべきである。税関のシールは無断で開封してはならず、違反した場合は罰則を受ける可能性がある。他の用語との違い:シールは「封条」(一般的に紙製または簡易的な封)とは異なり、「錠前」(繰り返し使用可能)とも異なり、使い捨てで固有の番号を持つものである。さらに、シール番号はコンテナ番号や車両番号と並んで書類に記載されることが多く、貨物の受け渡しにおける重要な証憑である。