水濡れ保険

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📖 詳細解説

水濡れ保険(WPA、With Particular Average)は、海上貨物輸送保険の基本危険の一つであり、その補償範囲は平安険(FPA)と全危険担保(All Risks)の中間に位置する。その核心的な意味は、平安険の全責任を承保するほか、自然災害(悪劣な気候、雷電、津波、地震、洪水など)による単独海損も賠償する点にある。使用場面としては、貨物が海水による浸食や淡水・雨濡れのリスクが高い貿易、例えば鋼材、紙、食糧などに多く見られる。注意事項:WPAは一般外来危険(盗難、提荷不能、淡水・雨濡れなど)を承保しないため、これらのリスクをカバーするには一般付加危険を追加投保する必要がある。平安険との違いは、WPAは自然災害による単独海損も賠償するのに対し、平安険は賠償しない点にある。全危険担保との違いは、WPAは一般外来危険を承保しない点にある。したがって、投保時には貨物の特性、航路のリスク及び顧客の要求に応じて合理的に選択すべきである。

📝 例文

1. 本契約に基づく貨物は、インボイス金額の110%で水濡れ損害担保(WPA)を付保し、保険責任は中国人民保険会社の海洋貨物運輸保険条項によるものとする。(説明:付保する保険の種類をWPAと明確にし、保険金額および適用条項を定める。) 2. 当該鋼材は海水による侵食を受けやすいため、平安険(FPA)に水濡れ損害担保(WPA)を追加して付保し、自然災害による単独海損をカバーすることを推奨する。(説明:貨物の特性に応じてWPAを選択する実務上の提案を示す。)

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