HSコード: 700529
その他のフロートガラス板
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📋 コード構造

章
第70章はガラス及びガラス製品を対象とし、板ガラス、ガラス繊維、ガラス器、ガラス器具などを含む。本章は原料から製品まで加工の深度順に配列され、7003から7005は板ガラスであり、うち7005はフロートガラス及び表面を研磨又は艶出しした板ガラスを特に指す。フロートガラスは現在最も主要な板ガラス製造工程であり、本章では厚さ、ワイヤ入りか否か、着色か否かなどによりさらに細分される。
項
税目7005はフロートガラス及び表面を研磨又は艶出しした板ガラスを含み、ワイヤ入り、着色、不透明、被膜又は吸収/反射層の有無を問わないが、その他の加工を施していないものに限る。具体的には、一枚物のフロートガラス(研磨・艶出しなし)、表面を研磨又は艶出しした板ガラス、及びワイヤ入りガラスを包含する。さらに加工(曲げ、穴あけ、非金属層の被覆など)を施したガラスは含まず、安全ガラス(7007)や合わせガラス(7007)も含まない。
桁ごとの解説
コード700529は全6桁:最初の2桁「70」は第70章(ガラス及びガラス製品)を表す。第3-4桁「05」は税目7005(フロートガラス及び表面を研磨又は艶出しした板ガラス)を表す。第5-6桁「29」は子目700529(その他のフロートガラス板)を表す。7005の下では、まずワイヤ入りか否かにより700510(ワイヤ入りガラス)と7005.2(その他の非ワイヤ入りガラス)に分けられる。7005.2はさらに着色、不透明、被膜などの有無により700521(着色又は不透明など)と700529(その他)に分けられる。したがって、700529は特にワイヤ入りでなく、着色もなく、被膜もなく、研磨・艶出しもしていない通常の透明フロートガラスを指すが、厚さが分類に影響する可能性があることに注意を要する。
分類根拠
当該商品はフロートガラス板であり、ワイヤ入りでなく、着色もなく、被膜もなく、研磨・艶出しもなく、その他の加工も施していないため、700529に分類される。ワイヤ入りガラスであれば700510に、着色、不透明又は被膜ガラスであれば700521に、表面を研磨又は艶出ししたものであれば7005.2の下の該当する子目に分類されるが、研磨・艶出しは7005に分類されるか否かに影響せず、子目の区分にのみ影響する。ガラスが曲げ、穴あけなどの加工を施されている場合は7006に、安全ガラスであれば7007に分類される。

📝 申告要素

品名
申告する商品の具体的な名称、例えば「フロートガラス板」、「透明フロートガラス」。商品の属性を正確に反映し、「ガラス」と包括的に記載することを避けるべきである。
⚠️ 「ガラス製品」又は「板ガラス」と誤記載し、フロート工程を反映していない。
ブランド
製造業者又はブランド名。ブランドがなければ「ノーブランド」と記載可能。ブランドは税関が商品の出所及び知的財産権の状況を確認するのに役立つ。
⚠️ ブランドの記載漏れ又は不完全な記載により、税関からの疑義を招く。
規格寸法
厚さ(例:2mm、3mmなど)、長さ、幅を含む。フロートガラスの厚さは重要な分類パラメータであり、子目の区分に影響する。
⚠️ 「厚さ3mm」のみを記載し、長さ・幅の寸法を提供していない、又は単位が誤っている。
ワイヤ入りか否か
金属線網を含むか否かを申告する。ワイヤ入りガラスは700510に、非ワイヤ入りは700529に分類される。「はい」又は「いいえ」を明確に回答する必要がある。
⚠️ ワイヤ入りガラスを非ワイヤ入りと誤って申告し、分類誤りを招く。
着色か否か
ガラスが全体として着色されているか(例:本体着色)を申告する。着色ガラスは700521に、未着色は700529に分類される。本体着色と表面被膜を区別する必要がある。
⚠️ 表面被膜を着色と誤って申告する、又は着色ガラスを未着色と申告する。
被膜か否か
表面に金属又は非金属の被膜(例:Low-E膜)があるか否かを申告する。被膜がある場合は700521又は7005.2のその他に、被膜がない場合は700529に分類される。
⚠️ 被膜を無視し、被膜ガラスを通常のフロートガラスとして申告する。
加工工程
研磨、艶出し、曲げ、穴あけなどを施しているか否かを説明する。研磨・艶出しのみであれば依然として7005に分類され、その他の加工は7006に分類される。
⚠️ 曲げガラスをフロートガラスとして申告し、加工工程を申告していない。
用途
建築、自動車、家具などの用途を簡潔に説明する。用途は税関が分類を判断するのに役立つが、決定的な要素ではない。
⚠️ 用途の記載が「建築用」など広範すぎて、具体化されていない。
記入例:
通関申告書の申告例: 品名:フロートガラス板 ブランド:ノーブランド 規格寸法:厚さ3mm、長さ2440mm、幅1830mm ワイヤ入りか否か:いいえ 着色か否か:いいえ 被膜か否か:いいえ 加工工程:研磨・艶出しなし、曲げなし 用途:建築用ドア・窓 HSコード:7005290090 申告要素:1.品名:フロートガラス板;2.ブランド:ノーブランド;3.規格:3mm×2440mm×1830mm;4.ワイヤ入りか否か:いいえ;5.着色か否か:いいえ;6.被膜か否か:いいえ;7.加工工程:研磨・艶出しなし;8.用途:建築用ドア・窓。
よくある間違い:

🎯 分類ロジック

判定根拠
分類の核心的根拠:まず商品がフロートガラス又は表面を研磨・艶出しした板ガラスであり、その他の加工を施していないことを確認する。次にワイヤ入りか否かを確認する:ワイヤ入りは700510に、非ワイヤ入りは7005.2に分類される。さらに着色、不透明、被膜又は吸収/反射層の有無を確認する:あれば700521に、なければ700529に分類される。厚さは子目の区分に影響しないが、他の税目(7003、7004など)に影響する可能性がある。ガラスが曲げ、穴あけ、非金属層の被覆などの加工を施されている場合は7006に、安全ガラスであれば7007に分類される。
混同しやすいコード:
700510 - ワイヤ入りガラス
700510はワイヤ入りガラスで、内部に金属線網がある。700529は非ワイヤ入りガラスである。核心的な違いは金属線を含むか否かである。
700521 - 着色又は被膜の非ワイヤ入りフロートガラス
700521は全体着色、不透明、被膜又は吸収/反射層を有する非ワイヤ入りガラスである。700529は未着色、未被膜の透明非ワイヤ入りガラスである。
700600 - 加工済みガラス
700600は曲げ、穴あけ、非金属層の被覆などの加工を施したガラスを含む。700529はそのような加工を施していない板ガラスに限る。
700711 - 強化安全ガラス
700711は車両などに用いる強化安全ガラスである。700529は通常のフロートガラスで、強化されていない。
700319 - その他の非ワイヤ入り板ガラス
700319は圧延又は吹き製法のガラスで、フロート工程ではない。700529はフロート工程である。
セルフチェック:

❓ よくある質問

Q: フロートガラスのHSコードをどのように調べるか?
A: まずガラスがフロート工程であることを確認し、次にワイヤ入り、着色、被膜又は加工の有無を確認する。いずれもなければ700529に分類される。「輸出入税則」又は税関の分類事前教示を参照することができる。
Q: 700529と700521の違いは何か?
A: 700521は着色、不透明、被膜又は吸収/反射層を有する非ワイヤ入りフロートガラスである。700529は未着色、未被膜の透明非ワイヤ入りフロートガラスである。重要な違いは着色又は被膜の有無である。
Q: フロートガラスに被膜がある場合、どのコードに分類すべきか?
A: 被膜が金属又は非金属層であり、その他の加工を施していない場合、通常は700521に分類される。ただし被膜の種類を確認する必要があり、Low-E膜などであれば依然として700521に分類される。
Q: ワイヤ入りガラスはどのコードに分類されるか?
A: ワイヤ入りガラスは着色又は被膜の有無にかかわらず700510に分類される。ワイヤ入りガラスは内部に金属線網があり、通常のフロートガラスとは異なる。
Q: 研磨・艶出ししたフロートガラスはどのように分類されるか?
A: 研磨・艶出しは7005への分類に影響しないが、ワイヤ入り、着色などに応じて該当する子目に分類する必要がある。ワイヤ入りでなく、未着色であれば700529に分類される。
Q: フロートガラスの厚さはHSコードに影響するか?
A: 7005の項下では、厚さは子目の区分に影響しない。ただし厚さが極端に薄い又は厚い場合、7003や7004など他の税目に分類される可能性がある。具体的な規格に基づいて判断する必要がある。
Q: 700529を申告する際に注意すべき要素は何か?
A: 品名、ブランド、規格寸法、ワイヤ入りか否か、着色か否か、被膜か否か、加工工程、用途などを申告する必要がある。情報を正確にし、分類誤りを避ける。
Q: フロートガラスが自動車用の場合、700529に分類されるか?
A: 通常のフロートガラスで、強化も合わせもされていない場合、依然として700529に分類される。ただし自動車用の強化又は合わせ安全ガラスであれば7007に分類される。
⚠️ 免責事項:本ページのHSコード分類、申告要素、関税率、規制条件は参考情報であり、通関分類に関する法的助言を構成するものではありません。関税率・規制は変更される可能性があり、税関総署の最新公告および現場判断が優先されます。輸出入の通関手続きは専門の通関業者または税関機関にご相談ください。