仕向国(Country of Destination)とは、貨物が最終的に到着し引き渡される国または地域を指します。国際貿易契約、信用状、通関申告書、輸送書類における重要項目です。使用場面には、関税と輸入規制の決定、適用される貿易条件(DAP、DDPなど)、運賃と保険の計算、原産地規則、輸出管理などが含まれます。注意事項:契約、請求書、船荷証券などの書類と厳密に一致させる必要があり、不一致による支払拒否や通関遅延を避けること。貨物が第三国を経由して転送される場合、仕向国は最終消費国であるべきで、通過国ではありません。信用状取引では、仕向国は通常、最終船積期日および書類提出期限と並行して審査されます。「原産国/出発国」と対照的に、仕向国は貨物の最終的な流れに重点を置き、「消費国」は実際の使用地を強調する場合がありますが、実務ではしばしば互換的に使用されます。さらに、仕向国は輸入割当、アンチダンピング税、貿易協定の特恵に影響を与えます。例えば、RCEPの下では特恵を受けるために仕向国を正確に申告する必要があります。