HSコード: 520832
染色綿平織物、綿含有量85%以上、平方メートル重量100-200g
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📋 コード構造

章
第52章は綿及び綿織物を対象とし、原綿、くず綿、梳綿、綿糸及び綿織物を含む。本章はHSにおける繊維分類の中核章の一つであり、原料から完成品までの完全な産業チェーンに関わる。綿織物は織造方法、重量、染色加工等によりさらに細分され、衣料品、家庭用繊維製品等の分野で広く使用されている。
項
税目5208は綿含有率≥85%の綿織物を含み、重量、織り方、染色加工状態により細分される。具体的には平織、綾織等の異なる組織、及び漂白、染色、印花等の加工方法を包含する。当該税目の織物は通常、シャツ、シーツ等の快適性が求められる製品に使用される。
桁ごとの解説
最初の2桁52は第52章(綿及び綿織物)を表す。第3-4桁08は税目5208、すなわち綿≥85%の綿織物を示す。第5-6桁32は子目であり、染色平織物であって平方メートル当たり重量100-200gのものを指す。うち第5桁3は染色を、第6桁2は平織であって重量が100-200g/m²であることを表す。
分類根拠
当該商品は綿≥85%、平方メートル当たり重量100-200g、かつ染色平織物であり、520832の記述に完全に合致する。隣接するコード、例えば520831(漂白平織、≤100g)や520833(染色平織、≤100g)は、重量又は加工状態が異なるため除外される。

📝 申告要素

品名
「染色綿平織物」等、申告すべき商品の標準名称。通称や内部コードの使用は避ける。
⚠️ 「綿布」や「生地」とのみ記載し、染色及び平織の特徴が反映されていない。
成分含有量
綿含有率の百分率及びその他の繊維成分を明記する必要がある。例:「綿100%」又は「綿85%ポリエステル15%」。
⚠️ 「純綿」と曖昧に記載し、具体的な百分率を提供しない、又はその他の混紡成分を無視している。
克重
平方メートル当たりのグラム重を整数で申告する。例:「150g/m²」。100-200gの範囲内である必要がある。
⚠️ 単位の誤り(オンスで記載等)、又は克重を提供せず分類上の争いを招く。
織造方法
平織機織りであることを明確にし、経緯密度を付記することもできる。例:「平織、経密度120本/インチ、緯密度80本/インチ」。
⚠️ 綾織や朱子織と誤って申告する、又は織り方を説明していない。
染整工程
「染色」と明記し、染色方法(反応染色等)を補足することもできる。漂白、印花等と区別する。
⚠️ 先染め布を染色布と誤って申告する、又は染整状態を説明していない。
幅
織物の幅を申告する。通常はセンチメートル単位。例:「150cm」。分類及び関税に影響する。
⚠️ 幅を提供しない、又は単位の混同(インチをセンチメートルと誤る等)。
ブランド・型番
ブランドや型番がある場合は正直に申告する。ブランドがない場合は「なし」と記載できる。
⚠️ ブランド情報を無視する、又は記載が不完全である。
用途
主な用途を簡潔に記載する。例:「シャツ製造用」。税関の判定に役立つ。
⚠️ 用途の記載が「衣料用」等、あまりに広範で的を射ていない。
記入例:
品名:染色綿平織物;成分含有量:綿100%;克重:150g/m²;織造方法:平織機織り;染整工程:染色;幅:150cm;ブランド:なし;用途:シャツ製造。
よくある間違い:

🎯 分類ロジック

判定根拠
分類の中核的根拠は:1)綿含有量≥85%;2)平方メートル当たり重量100-200g;3)平織機織り;4)染色。四要素を同時に満たす必要がある。綿含有量が85%未満の場合は5210に、克重が範囲外の場合は520831又は520833に、漂白の場合は520821等に分類される。
混同しやすいコード:
520831 - 漂白綿平織物、≤100g
加工状態が染色ではなく漂白であり、かつ克重≤100gで、520832の染色及び克重の要件に合致しない。
520833 - 染色綿平織物、≤100g
克重≤100gであるが、520832は100-200gを要求し、克重のみが異なる。
520839 - 染色綿平織物、>200g
克重>200gで520832の上限を超えており、分類時に克重の臨界値に注意する必要がある。
521031 - 染色綿混紡平織物、綿<85%、≤200g
綿含有量が85%未満で、520832の綿含有量要件と異なる。
520931 - 染色綿平織物、綿≥85%、>200g
5209税目に属し、克重>200gであるが、520832は克重100-200gである。
セルフチェック:

❓ よくある質問

Q: 520832の関税率をどのように照会するか?
A: 中国税関総署の公式サイト又は国際貿易単一窓口を通じて最新の税率を照会できる。HSコード520832を入力し、対応する原産国と貿易方式を選択すると、輸入関税、付加価値税等が表示される。税率は自由貿易協定により異なる場合があることに注意。
Q: 520832と520833の主な違いは何か?
A: 両者とも染色綿平織物で綿≥85%であるが、520832の克重は100-200g/m²、520833の克重は≤100g/m²である。分類時には克重を正確に申告し、混同を避ける必要がある。
Q: 綿含有量が80%の場合、どのコードに分類すべきか?
A: 綿含有量が85%未満のため、5208には分類できず、5210(綿混紡織物、綿<85%)に分類される。具体的な子目は克重、織り方及び染整工程によって決まる。
Q: 染色綿平織布、克重150gであるが、印花加工されている場合、520832に分類できるか?
A: できない。520832は染色(漂白以外の染色を含む)のみに適用され、印花布は520852(印花平織物、100-200g)に分類されるべきである。
Q: 申告時の克重の許容誤差範囲はどの程度か?
A: 税関は通常、申告克重が実際と一致することを要求し、誤差は一般的に5%以内である。範囲を超える場合は、申告の修正や分類の調整を求められる可能性がある。検査報告書の提供を推奨する。
Q: 520832の織物はどのような製品に使用できるか?
A: シャツ、ブラウス、シーツ、枕カバー等に常用される。通気性と快適性から、肌着や家庭用繊維製品の製造に適している。
Q: 織物が平織かどうかをどのように判断するか?
A: 平織組織は経緯糸が一上一下に交織し、拡大鏡で布面を観察すると格子状に見える。技術仕様書や検査報告書を参照することもできる。
Q: 520832の輸入にはどのような書類が必要か?
A: 通常、契約書、インボイス、パッキングリスト、船荷証券、原産地証明書、検査報告書(成分、克重)等が必要である。一部の国では繊維ラベルや安全認証が要求される場合がある。
⚠️ 免責事項:本ページのHSコード分類、申告要素、関税率、規制条件は参考情報であり、通関分類に関する法的助言を構成するものではありません。関税率・規制は変更される可能性があり、税関総署の最新公告および現場判断が優先されます。輸出入の通関手続きは専門の通関業者または税関機関にご相談ください。