一鳞半爪

ピンイン:yī lín bàn zhǎo

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📖 意味

一かけらの断片

📜 出典

《唐诗纪事》

💡 詳細解説

「一鱗半爪」は文字通りには龍の体の一片の鱗と半つの爪を意味し、事物の断片的で不完全な部分を比喩する。この成語は宋代の計有功の『唐詩紀事』に由来し、唐代の詩人白居易が「龍」を用いて詩歌全体の神韻を比喩し、一鱗半爪だけを見ては全体像を味わえないと考えたと記されている。使用場面では、知識や情報、歴史的事件などについての理解が不完全で、断片的な部分しか把握していないことを形容するのによく用いられる。その感情的色彩は中立的で、時にやや否定的なニュアンスを帯び、認識が浅薄であるか資料が不完全であることを示唆する。文化的背景として、龍は中国で完全性と神聖さを象徴し、鱗や爪はあくまで部分であるため、これによって片面性を強調する。例えば、学術研究において、わずかな史料だけで結論を下すと、「一鱗半爪」と批判されるであろう。

📝 例文

1. 彼のこの歴史に対する理解はほんの断片に過ぎず、正確な判断を下すことはできない。 2. この回想録はわずかな断片の往事を記録しているに過ぎないが、それでもその時代の息吹を感じることができる。